ご無沙汰しております。
岡山市北区 中央町の
バー・イングルヌックです。
日中が夏の様になり、喉ごし爽やかなものを欲っしてしまいがちですが、
今夜は、ピーチリキュールを使ったカクテルをご紹介します。
ファジーネーブル (ベース・ピーチリキュール)
まず、ファジーネーブルとはクレーム・ド・ペシェ、ピーチツリーといった
ピーチのリキュールが使われているカクテルです。
30年ほど前に流行したピーチベースのカクテルですが、
そもそもピーチ風味は日本の若い女性に好まれる味のようで、
色々なフルーツに対するイメージ調査など、比較検討すると
「ピーチは大人のイメージ」
「高級感」
「新しさを感じる」
という結果になったようです。
ペア(西洋梨)、ライチなども同じイメージで、
バナナ、りんごは、庶民的なイメージが強いようです・・・。
世界的にピーチ風味が流行った時系列を少し並べると、
1949年にヴェネチアの
ハリーズ・バーのジュゼッペ・チプリアーノというバーテンダーが、
ジョバンニ・ベリーニという画家に出した、
ベリーニというフレッシュのピーチを使ったカクテルが
ピーチ風味流行の口火を切ったと言われています。
当店、バー・イングルヌックで扱っている
オランダのデ・カイパー社のピーチツリーは、
1984年に作られ、翌年、アメリカで発売したところ
若者の支持を集め、爆発的なヒット商品となった様です。
ただ、当初はトニック・ウォーター割りをPRしたけれど、何故か
オレンジジュースで割った
ファジーネーブルの方が人気になり、飲み方の主流となった様です。
その後、日本でも流行り、缶入りのピーチツリー・フィズもよく売れました。
昨今ではリキュールの種類も増えたのもあってか、オーダーは以前に比べると減少気味です・・・。
そこで、昔を思い出しながら、青春の味をもう一度
味わってみてはいかがでしょうか?
青春時代と言えば、そんなタイトルの歌もありましたよね(^-^;
ちなみに、わたしはカラオケは苦手なのであります。
色んなシーンで、思い出を振り返るのも悪くないようです🎶
皆様のご来店、心よりお待ちしております。
バー・イングルヌックマスター(愛称たけちゃん)若干49歳でした(^^♪
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