こんばんわ。
岡山市北区中央町の
バー・イングルヌックです。
今宵は、是非飲んで頂きたいブランデーを紹介したいと思います。
ポール・ジロー・ヴィエーユ・レゼルヴ 15年 40° (フランス・コニャック地方産)
PAUL・GIRAUD・et・Fils・Vielle・Reserve 15Year
ポール・ジロー・ヴィエーユ・レゼルヴについて少し硬い文章になりますが、お付き合い下さい。
ではでは(^^)/
ポール・ジロー家は、1650年から、グラン・シャンパーニュ地区の中心ブードビル村で葡萄栽培をしてきた旧家であります。
第2次大戦後、蒸留も手掛けるようになり、1970年には、28haのグラン・シャンパーニュの自家畑で、栽培蒸留、熟成まで出来る体制が整い自家名義のコニャックを発売するようになりました。
当然同家のコニャックは全てグラン・シャンパーニュ規格品となり、
グラン・シャンパーニュ産原酒は長期熟成により芳醇な酒に仕上がります。
同家のセラーがある場所は湿度が高く、それが、原酒に柔らかみを与える要因になっているようです。
この社のコニャックの特徴は何といっても300年来変わらぬ頑固なまでの製法による類希な品質にあり、
カラメルやシロップ等の添加物は使わず、
余分な葉や虫を入れず、良質な葡萄だけを選ぶために、収穫前の農薬は一切使用せず、全て手摘みをしています。
実際、葡萄の剪定や収穫等の畑の管理から醸造・蒸留・樽詰・熟成まで、全て一人で行っており、
全ての工程を分業で行い、合理的に量産している大メーカーと違い、ごく自然な手作りさが溢れています。
熟成の後に多少のオリが出ていても自然の香りを損なわないため、濾したりせずにそのままにしておくという徹底っぷり。
こうして造られたブーケの香りは、グラスに注いで1週間以上過ぎても変わらないとか・・・。
ヴィエーユ・レゼルヴは15年物。
現在も昔のままのスタイルで造られているエステート・コニャックの逸品。
一切無添加自然が作り上げた風味と色合いを楽しむ事ができ、
デリケートな香りは、プラムを想像させます。
全体的にドライな切れがありますが、口当たりには熟成のもたらす、まろやかさがあります。
一般のブランデーに比べて、甘さが抑えられておりますので、「ブランデーは甘いから・・・」
と敬遠している方には是非おすすめです。
以上、ポール・ジロー・ヴィエーユ・レゼルヴ 15年 40°についてでした(^^♪
午前4時まで営業しておりますので、お酒好きの方のご来店お待ち致しております。
イングルヌックマスター(愛称たけちゃん若干49歳)でした。
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