Dewar’s
BLENDED・SCOTCH・WHISKY
デュワーズ ブレンデッド・スコッチ・ウイスキー
すっかり日中は春を感じます。
歓送迎会はもとより、お花見や行楽シーズン到来となりますね。
様々なシーンで、皆様のご来店お待ちしております。
さてさて、それでは3部作となったデュワーズ最終章の始まりです。
前回、書きました見本市でも注目を集めましたが
さらにロンドン子から圧倒的に支持されたのは
トーマスのウィットに富むその言辞であった。
33歳という若さで由緒あるシティの執政官に選任されたトーマスは
すでにロンドンの名士に上りつめていたが、彼のスピーチは
「デュワリズム」と称され、連日のように新聞などに取り上げられた。
彼は数々の名文句を残しているが、
「正しいことをしなさい、そうすれば人を恐れることはない。」
「女性に手紙を書くべからず」
「そうすれば女性を恐れることはない。」
というスピーチは、トーマスの面目躍如たるものがある。
ちなみに彼は生涯独身を通した。
それから数年後「デュワーズ・ホワイト・ラベル」が誕生する。
このウィスキーは創業者、ジョン・デュワーズのブレンドを発展させ
新たに造ったハイランドモルトを中核に
ローランドモルトを主にブレンドしたもので
アメリカ市場で爆発的な人気を得ることに成功した。
その後、世界に販路を広げていき、現在では140カ国に輸出され
年間の売り上げは200万ケースにものぼるという。
同社は1915年に長年の盟友であった、ジェームズ・ブキャナン社と合併し
その10年後にはDCL社の配下に入った。
その後、UD社の系列として
かつての「ビッグ・ファイブ」の名声と伝統を維持し続けていたが
UD社とヴィントナーズ社の合併を機に、バカルディ社に売却された。
歩いてパースまで職探しに出かけた農夫の息子から
世界的なウィスキー会社が誕生したというデュワーズ社の歴史は
世界に躍進したスコッチの歴史そのものであるかもしれない・・・。
3部作と長くなりましたが、まだまだ書きたいことがあったりします。
この続きは・・・。
それでは皆様のご来店、心よりお待ちしております。
岡山でバー、岡山で深夜のバー
中央町のバー、イングルヌックマスター(愛称たけちゃん)若干50歳でした(^^♪
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。