Dewar’s 
BLENDED・SCOTCH・WHISKY
デュワーズ ブレンデッド・スコッチ・ウイスキー

 

 

前回、書かせて頂いた続きですが、創業者のジョン・デュワーズは
大躍進を遂げたのですが、同社の名声を不動にしたのは
ジョンの死後、実家を継いだ2人の息子たちであった。

長男のジョン・アレクサンダー・デュワーズは26歳。
弟のトーマスはまだ16歳と言う若さであった。

後年、貴族に叙せられ「ウイスキー男爵」と呼ばれることになった二人は
性格も信条も政治的基盤も好対照であった。

アレクサンダーは寡黙でクール。
政治的にもリベラルで自由党の国会議員まで務め、何処から見ても典型的な
スコットランド紳士そのもの。

対して弟のトーマスは饒舌でウィットに富み、ロマンチストで
後年、保守党の国会議員として活躍している。

家業では、兄が主に生産部門を担当し、弟は販売部門を受け持った。

1885年
若干21才で、トーマス・デュワーは、父・兄の念願だったロンドン進出を決意した。

トーマスのアイデアがの1つが1886年にロンドンで開かれた見本市で
キルトで正装したバグパイパーを登場させたことである。
当時、まだ珍しかったキルト姿とバグパイプの大音響にロンドン子は度肝を抜かれ
他のブースが、すっかりかすんでしまったそうです。

以前、「デュワーズ・ホワイトラベル」のボトルにキルト姿のバグパイパーが描かれていたのは
この見本市での成功を記念したものだそうです。

 

今回の話はここまでです。
3部作の最終章は、また何時の日か・・・。

それでは、今宵も皆様のご来店、心よりお待ちしております。
岡山でバー、岡山で深夜のバー
中央町のバー、イングルヌックマスター(愛称たけちゃん)若干50歳でした(^^♪

 

 

キルト   スコットランドのスカート状の伝統衣装
バグパイパースコットランドの楽器演奏者

 

 

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