こんばんわ。
八月も終わりが近付き、徐々に涼しくなって来ていますね。
(来ていますか?)
不意に子供の頃、夏休みは何をして遊んでいただろうと思い出した、
岡山市北区 中央町の
バー・イングルヌックです。
今日は、とっても飲み易く、それでいてどこか懐かしい・・・
ミルメーク・・・とは違いますけど、ちょっぴり謎に包まれたお酒を紹介します。
カルーア・ミルク KAHLUA MILK
カルーア・ミルクというカクテルが誕生して70年近くになりますが、
ベースのカルーアの誕生の経緯は謎に包まれたままになっています。
何時、何処で、誰が造り出したのか、今となっては真意を知ることは出来ない様です・・・
只、1930年代にはメキシコで造られていたらしく、
1933年の禁酒法解禁以後、初めてアメリカに輸入されています。
当時、サンフランシスコの業者によって輸入されたボトルが、
カリフォルニアのパサデナで発見されたが、これが現存する最古のボトルと言われています。
面白いのは、ラベルに描かれているが、現在のラベルのように
ポンチョ姿にソンブレロをかぶった人物ではなくて、
頭にターバンをまとった人物だったりします。
周りの風景のアーチの紋様などは、中近東かモロッコを連想させる物。
どちらもコーヒーの原産地であり、コーヒー愛飲の地でもあります。
こうした土地で、コーヒーに砂糖と蒸留酒を入れて飲んだのが、カルーアのルーツなのかも知れません・・・
ともあれ、1950年代からアメリカでカクテルベースとして始まり、
ボストンでカルーア・ミルクが誕生して全米に爆発的な人気を呼び、
カルーアは、一気に普及しました。
カルーア・ミルクは甘すぎる・・・
という方は、ウォッカとカルーアを使ったカクテル
ブラックルシアンというカクテルがおすすめです。
ミルクを使っていないのと、ウォッカが入っている分、カルーア本来のコクが楽しめます。
食後や、帰る前の一杯。
そんな時にお試しください。
それでは、今宵も皆様のご来店、心よりお待ちしております。
バー・イングルヌックマスター(愛称たけちゃん)若干49歳でした(^^♪
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